こんばんわー、びーです。
競技生活を終え、今では気楽に蹴りたいと思うことが多く、最近は個サルへ足を運ぶ事が増えました。
個サルとは個人参加フットサルの略で、その日に集まった人たちがゲームを行えるというシステムです。
フットサルコートによって異なると思いますが客層やレベルは本当に様々。県外へ旅行に行った時に知らないコートの個サルにお邪魔するとシステム的な部分で文化の違いがある事も知りました。
私が住む地域にある某フットサルコートは自称ですが「日本一の個サル」を謳っています。
その名に違わぬ集客力、そしてプレイヤーたちのレベルが高い。これは全国様々な場所でボールを蹴ってきた私だからこそ言える事でもあります。
そしてそんな場所で気楽にフットサルを楽しめる環境が近くにあるという事は本当に幸せな事です。
個人参加フットサルには本当に色々なお客さんがいて、普段サッカーをやっていてフットボールスキルが高い方、個サルを主戦場とする個サラー、普段は県リーグで戦う個人フットサラーととにかく様々です。
色んな方と色々なゲームを楽しめるのも個サルの楽しいところであり、魅力の一つでもあります。
でも時々、「この人、やりづらいなぁー」って思うことってありませんか??
ちょっと普通の方とは違っていて、終わってみたらその人のせいで全然楽しくなかった・・・・
いくら上手くても周りに迷惑を掛けてしまうのは大問題です。
今日は個サルに通う様になって1年の、私が体験してきた事例や聞いた話を中心に個サルで嫌われない為のポイントを(自戒を込めて笑)まとめたいと思います。
これから個サルデビューする方の参考になればいいなと思います。
忘れてはいけない個サルに対しての心構え
いつでも気軽にボールを蹴れる個人参加フットサル。集まった人たちがその日限りの仲間、そして敵になるイベントなのです。
知らない人が集まって一緒に何かをするって中々ないですよね?他のスポーツではこういう事は滅多に無いと思います。
そんな個サルを楽しむに当たり、忘れてはいけないのが所属チームではなく、個サルなのだという意識。いくつかのポイントを紹介します。
全員が参加費を払っていて、楽しむ権利がある
個人フットサルでは参加者は全員がフットサルコートのお客様となります。もちろん人が足りなくてスタッフが入ったりすることもあると思いますが、ほとんどのケースで参加者はコートに参加料金を払ったお客様です。
もちろんスポーツなのでフットサルの技術に差があるのは当たり前です。個人が集まってチームを作り試合をする。みんなゲームがしたくて集まっているので参加料金を払った全員が、プレーをして楽しむ権利を持っているわけです。その為、プレーをする権利は平等で自分勝手なプレーをしてはいけないというのは当たり前の事なのです。
この部分を理解できずにいると、知らない人と組んだ時に同じチームの仲間を不愉快にさせている事があるかもしれません。
まずは全員がお金を払った事で開催される個サルに感謝して、共にプレーして楽しむという事を忘れないようにしましょう。
友達同士ではなく、他人の集まりであるという事
良くあるパターンとして友達同士で数人のグループで参加をしたりすることがあると思います。これはチーム参加がOKのフットサルコートもあれば、集まった人間をごちゃごちゃにしてチーム分けをするコートもあると思います。
ごちゃまぜの結果、友達3人でグループを組んだりするケースもあれば、3人や4人のグループに一人で参加している人をくっつけて5人にしたりという事もあるでしょう。
ここで気にしてほしいのは個人で参加した人の事です。
良く見かけるのがグループで参加したメンバーは多数派である事を軸に自分たち中心のプレーを展開します。結果として、一人で参加したメンバーはボールは愚か、コミュニケーションすら取れずにつまらない思いをしてしまいます。
逆に自分がそのグループの邪魔をしているのではないかという罪悪感を感じてしまう方もいると思います。
あなたは4人掛けのテーブルに先にいた3人グループに自分1人で相席してご飯を食べて楽しいですか??そういうことです。
そりゃ中学校、高校で一緒にプレーしてきた仲間と大人になって蹴ったら楽しいに決まってますよね。久々でも、お互い下手でも、一緒にいるだけで楽しいんですから一緒にボール蹴ったら楽しいに決まってますよね。
だけど自分たち以外にも他のお客さんがいます。あなたたちはチームで参加せずに個人参加でたまたま知り合いと一緒になっただけという事を自覚してください。たまたま個人で参加してあなたのグループに紛れ込んでしまった方も、大切な友人と同じように扱ってあげましょう。
自分たちが良ければ良いという事ではなく一緒になったチームのメンバーみんなが楽しめる様にする意識が大切です。
楽しく、気持ちよくなって帰りたい
前提として個人参加にいるという事はあなたはプロ選手ではないでしょう。それぞれの暮らしの中で仕事や学業があり、趣味として個人参加フットサルに参加していると思います。
だからこそ苦しんで辛い思いをしてまでプレーしたいという方は少ないはず、そして誰もがフットサルを楽しんで気持ちよく家に帰りたいと思っているはずです。
もちろん人間ですからミスもあると思います。プレーしていて仲間に迷惑を掛けてしまったり、相手の足を蹴ってしまったり・・・時にはそんなこともあると思います。ですが故意でそんなことをしようと考えてる人は滅多にいません。
フットサルをプレーして家に帰り明日も仕事を頑張る。その為にしっかりとした挨拶、プレーマナーを大切にしましょう!
嫌われるプレイヤーから学ぶ個サルで嫌われないポイント
ここでは極稀に出会う嫌われるプレイヤーと、一般プレイヤーに聞いた嫌われるプレイヤーの言動などをまとめてみました。
あなたは下のタイプにあてはまらないかまずはチェックしてみましょう!!
俺はストライカー君
個サルでみんなを悩ませるDQNプレイヤーの典型例でしょう。
守備時はディフェンスをせずに相手ゴール前で待ち伏せ、攻撃時になれば俺はストライカー!!と言わんばかりの勢いでとにかくオフェンスだけは頑張ります。
一般的なサッカーとは違い攻守に渡りFPが頑張るのが当たり前のフットサル。サッカーコートよりも小さいコートでゴールが近く、FP4人でフットサルはプレイをする訳です。
単純論ですがサッカーであればFPのプレー責任は10%となりますがフットサルではなんと25%。その為、一人ディフェンスをしない事で周りのメンバーはとても辛くなります。
攻撃が好きか守備が好きかは好みがあると思います。しかし、誰かが守備をしない事で他のプレイヤーに迷惑が掛かりますし。そのチームは攻められ続けて攻撃の時間が少なくなってしまいます。加えて、その僅かなオフェンス時間すらストライカー君に奪われるという最悪の事態に。
守備が苦手なのは問題無いです。まずは味方プレイヤーと同様にしっかりとディフェンスをする意識を見せましょう。
3人で守るのはとっても辛いですよ(涙
指示出しまくる君
その名の通り指示出しまくる君。このチームの司令塔は俺だと言わんばかりに指示を出しまくります。
もっとこうしろとかなんでこうしないんだとか、中にはボディーアクションで味方にプレーの改善を促したり・・・。
チームプレーなのである程度の指示は問題ないと思います。ですが相手の自由を奪ってしまったり、それは趣味嗜好の部分じゃないかと思う部分に触れていくのはNGです。
浮き球を出した味方に「なんで浮かしたの?」とか、「右じゃなくて左に出せよ」とか。そういう個人のプレーの選択を奪ってしまう様な指示はやめましょう。その時にベストだと思って選択したプレーです。それを否定する好意は同じチームの仲間に対してのリスペクトが足りていませんね。
自分の思う通りに動いてくれなくても、当然だということを理解しましょう。あなたが上手くて同じチームのメンバーが下手だったとしても、その日チームメイトになったばかりであなたの狙いや意識を理解するのは難しいです。どうしても気になる様なら休憩時間にコミュニケーションを取って改善を求めてみてはいかがでしょうか?
みんな、やりたいプレーのイメージがあると思いますので、個人参加フットサルではお互いをリスペクトしてプレーすることが大切です。
とにかくコネまくる君
これは一つの考え方かもしれませんし、人によってはそんな事は無いと思う方もいるかもしれません。
ドリブルでコネまくる君はボールを持ったら、持つ位置やタイミングなど気にもせずファンタスティックな技を繰り広げてとにかくボールを離さない方を指します。
それこそ個サルの楽しみじゃないかっていう人もいると思いますけど、毎回毎回それをやられていたらどうでしょう?仲間内でやるならともかく個サルで他のメンバーもコネたい方だったらどうでしょう?
コネて技を披露する大会ではなくフットサルというスポーツでゲームを気楽に楽しみたい人の集まりなので、ゲーム性(勝敗を競う事)を失わない程度にやらないと様々な問題が出てくると思います。
どんな人でもボールを触れないのはつまらないですよね?
その人がドリブルで抜いていくなら良いですけど意味ないコネをやたらしてたらみんな冷めてしまいます。オフェンスにはパスが好きだったり、ダイレクトプレーのスピード感を求めてる人も多いと思います。
コネたりするのは構わないですが、しっかりと状況に合わせたプレーでみんなを沸かせてくださいね。
バチバチ削る君
これはもう読んで字の如くマナーの悪いプレイヤーの典型例でしょう。とにかく相手の足ごとボールを蹴ったり、審判がいないのをいいことにファウルをしてきます。
基本的に接触は避けられない競技ですが、必要以上のコンタクトを嫌う方も中にはいます。特にフットボールは好きだけど特別なトレーニングはしていないという方もいると思います。
ボディーコンタクトがいけないという訳では無く、行われているゲームの中で過剰にならない程度のコンタクトを意識してほしいと思います。
相手のスキルや身のこなしを見てどれくらいまでなら大丈夫なのか考えてみると良いかもしれません。
オンザボールで強めに接触とかなら、まだ理解できますししょうがないなぁと思う部分はあります。しかしアフターファウルやボールのないところでの接触は悪意があるとしか思えません。そういったプレイは基本NGと考えてください。
目の前のボールを奪いたいのは分かりますが相手を怪我させてしまようなタックルで取るというのは競技でもNGです!
身体を当てたりは問題無いと思うので、あまり個サルの中で浮いてしまう様なタックルに気を付けて、カッコよくスマートにボールを奪いましょう!!
そして万が一、蹴ってしまった時は必ず「謝る」こと。しっかりと誠意を込めて謝るだけで相手の方と揉めるような事は減るでしょう。
俺は競技フットサラー君
競技フットサラーが個サルにいる確率は高くないと思っておりますが、競技フットサラーといってもピンキリで色々あると思います。ここで指しているのはどちらかというと最近、競技フットサルを始めたばかりで色々覚え始めた様な方を指します。
「俺はフットサルを知ってるぜ~」的な空気を醸し出し、一人で戦術っぽい事を始めてみたり、チームでやってる事を持ち込んで周りに強要しようとしたりします。
指示出しまくる君に近いところがあると思いますがサッカー好きの司令塔タイプである指示出しまくる君とは異なり、こちらは競技フットサル色を前面に押し出すのが特徴です。些細な違いですが競技フットサルをやっている方からすると相当イライラポイントが高いそうです。
競技色が強いのを嫌ってやっていない方もいますし、個サルでそこまで真剣にやりたくないって人も多いと思います。
これもしっかりと周りの空気を把握することが大切だと思います。その日に出会ったメンバー達と練習をしてるチームの様なコンビネーションが出来てしまう事もあると思います。そういった出会いは稀で、常に期待出来る訳ではありません。
素晴らしいコンビネーションをお望みであれば能力の近い仲間と練習をこなしていく競技志向をおススメします。
個サルに来たら個サルであることを自覚してプレーするようにしましょう。
ナルシス君や女子は黙ってろ君
今ではサッカーフットサルも人気スポーツになり女子のプレイヤーもかなり増えてきました。男子フットサル以上にプレー環境が少ない女子フットサルでは蹴りたくても蹴れない子がいるのが実情です。
その為、個サルには練習を兼ねて参加している女子もいたりします。反対にサッカーフットサルが好きだけど一生懸命で無くてもいいという趣味勢、何らかの集まりで参加している完全初心者女子まで女子の参加理由は様々。
女子プレイヤーに聞く個サルで嫌だった事で多いのが、パスを貰えなかった、いちいち蹴り方とか指導してくる、負け惜しみを言われた、ふざけながらわざと抜かれる様な事をする、というものでした。
そもそもパスをしないというのは論外です。女子だろうと男子だろうと上手かろうが下手だろうが組んでしまえば同じチームのメンバーです。女子とプレーしたくない男子プレイヤーは女子参加者のいないカテゴリーを選んで参加してください。
勿論、ゲームをしているのでちゃんとパスを出してあげるのは当たり前。これは無理にではなく、パスをしたらチャンスになるとかシーンやタイミング的にパスを出すのが一般的だというシーンでの話です。普通に競技やっててもわざわざ難しいところを通そうとして失点に絡むやつは数多くいますが似たような事だと思います。通せればチャンスですけど結局はリスクを考えないワガママなプレーです。男子だから女子だからという目線ではなく、試合中の選択肢として状況を考えてパスをしてあげましょう。
わざわざ女子へのパスを嫌って、自分でボール失ったら死ぬほどカッコ悪いですよ。気をつけましょう。
後はいちいち指導してしまう教えたがりの男子諸君。女子プレイヤーは上手くなりたいんじゃなくて楽しみたいって思っているかもしれないですよ?
もし、教えて欲しいと頼まれたなら、優しく教えてあげましょう。しかし、頼まれていないならそういった行動は控えましょう。あなただって自分より上手い人からいきなり指導されたら、「え?」ってなりませんか?
それと同じことですよ。
女子プレイヤーが男子プレイヤーに恥をかかせようとしている訳では無いのですから、もしやられてしまったとしてもそこは負け惜しみを言わず相手を褒めましょう。女子だって良いプレーが出来れば嬉しいに決まっています。負け惜しみ言われたらせっかくの爽快感に水を差します。そういった言動は控えましょう。
極稀なケースだと思いますが手を抜いてほしくない女子プレイヤーもいたりします。あからさまなフィジカル勝負や身体を無理やりぶつけて来るようなプレーでなければ男子相手に自分を試したいプレイヤーもいるのです。
女子だからファーで待ってればいいとか、ドリブルはしちゃだめとか固定概念を持たずに平等に接してください。
フットサルが上手い人は個サルでも上手く立ち回る
結論ですが本当にこれ。
上手い人は誰とやっても味方を上手く活かすし楽しそうにプレーします。
味方を使ったり自分で行ったりのメリハリも絶妙で人から嫌われるようなプレーもしません。
やっぱりプレーが上手いという事は他人の事をよく見ているんでしょうかね?
やっぱり個サルは人間同士のコミュニケーションがとっても大事。上手く立ち回れるように上記のポイントを意識してみてくださいね。
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