フウガすみだの【らしさ】

先日の土曜日はFFC東川口にてフウガすみだレディースに練習試合をして頂きました。
フウガすみだレディースの監督は、元フウガすみだ所属で今季からリガーレ東京へ移籍した茨城司朗選手。
結果的には20分×4本。
最初の一試合は勝って次の一試合は負けたって感じです。
試合以来ずっと考えていて答えが出せずにいました。
現在2つのチームの指揮を取っていて男子は4年目、女子は3年目。
確かに成長したと思います。
努力に対する結果も残してきている気もします。
だけど自分たちらしさってありません。
対戦相手のフウガLさんはトップチームに似たフットサルをしていました。
前からガツガツと寄せて対人プレーで気持ちを剥き出しにする。
関東リーグで見るフウガそのものでした。
オフェンスもそっくりでした。
プロセスは違うけどピヴォを使った展開や当てるタイミングも。
やられてからの2度追いとかライン際での当たりの強さとか。
たぶん、これがフウガらしさ。
じゃあウチは?
少し考えてしまいました。
柔軟に状況に応じて対応します。
もちろん対策を含めたトレーニングによって成り立つ形ではあります。
だけど、勝負どころで力が出しきれないのは自分達らしさが無いからなのでは?
って思っています。
苦しい時、負けている時、どうしていいかわからなくなりますよね。
そんな時、自分達の普段の姿を思い出せるって大切な事だと思うんです。
無理せずに自然体で戦える。
きっと、らしさってそこへ向かっていく。
だからフウガは逆境に強い。自分達のやるべき事を知ってるから。
正直、戦術なんてどうでもいいと思っているタイプですし。
戦術よりも気持ちが左右するスポーツだと思っています。
もちろん最低限の知識は必要ですけど。
頭でっかちの戦術マンより、圧倒的身体能力の方がゲームでは活躍しますしね。
でも大事なのは負けたくないって気持ち。
もちろん逆境に強いチームでありたいし逆境に強い自分でいたい。
僕が合理的すぎて消化試合や練習試合では結果に拘れないのもあります。
でも勝つって事はとても大事だし、気持ちの良い事。
しばらく、自分たちらしさってものを考えてみようと思います。
なんとなくプレイヤーとしての終わりが近い気がしています。
今だから伝えられるものもあるはず。
らしくあろうと思います。

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